VSCodeのデバッガーでTypeScriptのスクリプトをデバッグをする
恥ずかしながらこれまでJavaScriptの開発にデバッガーを使ってこなかった。ひたすらconsole.logを仕込みデバッグしていた。VSCodeでTypeScriptのデバッグをする方法を調べた。
とりあえずデバッガーを起動できるようになった設定ファイルはこちら。
- type
- デバッガーの種類
node
は組み込みのNode Debugger
- request
- 起動設定のリクエストの種類
- name
- 名前
- skipFiles
- (雑な説明)デバッグ中にスキップするファイル一覧
<node_internals>
はNode.jsの組み込みのコアモジュール
- program
- デバッガー起動時に実行するもの
- preLaunchTask
- デバッグセッションを始める前に実行するタスク
- TypeScriptをJavaScriptにトランスパイルするためにnpm Scriptのbuildを指定している
- outFiles
- VSCodeのデバッガーがTypeScriptのコードからトランスパイルされたJavaScriptを探すためのJavaScriptの出力場所
- distディレクトリに出力している
- envFile
画像の左のペインの「Launch Program」(launch.jsonのnameに設定した値)をクリックすると、プログラムとデバッガーが実行される。元のTSファイルにブレークポイントを設定すれば、そこで処理が止まり、ローカル変数やグローバル変数の値を見ることができる。
今回はTypeScriptのシンプルなスクリプトのデバッグをした。デバッガーを起動できるようになったので一歩前進。より実践的にWebブラウザで動くJavaScriptやアプリケーションサーバーをデバッグできるようにしていきたい。